2020年06月27日22:07受けるか、辞退するか。会話が噛み合わぬクライアントの仕事
先日、自分にできそうな案件を見つけたので応募したら、すぐに返信がきたので交渉に入った。
執筆内容等特に不満はないが(初回ということで報酬が低めなのは我慢するしかなかろう)、その人はこっちのプロフィールやポートフォリオ、経験値などを見て初心者でないことがわかっているはずなのに、パクリやコピペはだめだのなんだのという初歩の初歩レベルの当たり前のことを何回も言ってくるのが地味にうざい。
さらに、たぶんその人がもともと文章力がないか、あるいはコミュニケーション下手な上に、これ系のビジネスを始めてまだそんなにキャリアがないのか、執筆歴の長い私から見てどうもこの仕事のことがあんましわかってないなと思えるところがある。
たとえば、ブログの記事から情報を得てリライトせよというので、なにゆえ素人の書くブログでなければいけないのか、その道のスペシャリストが素人向けにわかりやすく噛み砕いて説明をしているサイトの内容をリライトするのではだめなのかと聞いたら、それだと著作権に触れる可能性が高いのでという。
以前6~7年間取引していたクライアントは、最初の頃は何を参考にしても問題ないというスタイルだったが、素人のブロガーやキュレーターの書くことは独自に調べたものではなくほとんどは他のブログやキュレーションサイトの内容を拝借してリライトしているだけなので、結局それが連鎖で広がり、伝言ゲームのようになっていつのまにか誤った情報が普通に出回っていることが多いということを伝えたところ、それ以降は参考書籍を貸与してくれるようになり、ネット検索はあくまでも補足という方法で執筆を依頼されるようになった。
素人ブロガーや素人キュレーターなんて、カネさえ稼げれば記事の内容が正しいか間違っているかなんてどうでもいいんである。
ただ、こっちはクライアントが望むものを作るのが仕事だから、クライアントがそれでよいというなら従うのみだ。
これらのことをその人にも説明したのだが、返ってきたのが、「事前確認は大切なことなのでご質問いただいたことはよいことだと思います」とこれだけの返事だった。
だからどないせっちゅうねん!とイライラしながら、「それでは、情報の正しさは重視せずとにかくブログのみから情報を得てリライトした記事を作ればよろしいんですね?」と確認の意味で再度問い合わせ、現在返事待ち中。
なんだかこう、息が合わないというか、会話が噛み合わないというか。
せっかくよさそうな案件を見つけたと思ったのだが、うーん、どうなんだろう。
書籍は自分で書いて自分で出すのが一番。
ただそれだけじゃなかなかやってけないからこの手の仕事もやってみようかと思ったのだが、正直、私の執筆原稿をこういう不可思議な人に買い取られて電子書籍として出されるのはちょっと……。
もう少しはっきりものを言ってもらえないものかなと思う。
これこれこうしてください、とはっきり指示してくれればすぐ契約して作業を始められるのに、ピントのズレた回答や曖昧な説明ばかりしてくるから、こちらから確認しなおさなければならない。
文章に関わるビジネスをする人、しかもその仕事を他者に依頼する側の人が言葉足らずの説明下手ではお話にならないのではないか?