2019年10月26日17:47かくしてみんチャレを辞める
今月上旬に登録・参加したみんチャレだったが1ヶ月と経たずに辞めることにした。
ネット上では今のところみんチャレを辞めたという記事をひとつ見かけただけで、特にデメリットを挙げたり否定したりという記事は見たことがないので、世間一般的には優良サイトという認識をされているのか、あるいはまだそれほど浸透してないだけなのか。
一般的な評価はさておき、以下の理由で私には合わなかった。

1. 無責任で卑怯な元オーナー

私が参加して2日と経たないうちにあるチームのオーナーが「方向性が変わってきてしまったので抜けます」と辞めていってしまった。
方向性が変わっていったということは、オーナーによるチームのコンセプトやポリシーの説明自体が下手でメンバーに伝わっていなかったからに他ならないと思うし、そもそも違う方向にずれてきていると思ったら注意したり軌道修正したりするのがオーナーの役目ではないだろうか。
これだけなら「変な人がいるもんだ」で終わっただろうが、その直後この人が新たに立ち上げたチームの詳細説明の中では、相変わらず何を言いたいのかわからない言葉が並べられており、最後のほうに「押し付けはやめてねー」などと、元いたチームのメンバーたちがしていた(とこの人だけが勝手に思い込んでいた)ことを、これぞ悪い見本とばかりに書き連ねてあったことに腹が立ったのである。
別に私たちは誰も押し付けがましい投稿などしていないし気持ちよくいい雰囲気でやっていたのに、それによって自分の投稿に注目が来なくなったと思い込んで勝手にひがんでいたようだ。
このチームにはいまだ誰も参加していないようで、オーナーが一人寂しく一投稿をしている模様だが、こんな人がオーナーでは誰も入る気がしないだろうし、入ったとしても窮屈ですぐ退出してしまうだろう。

2. 挨拶を返さない人・特定の人としか絡まない人

参加したときに「はじめまして。よろしくお願いします」の挨拶をするのは人として当たり前のことなのでしない人は一度も見たことがなかったし、実際私も必ずしていた。
ほとんどの人は「よろしくお願いします」と挨拶を返してくれるが、中には故意のシカトか無頓着かに関わらずなんの挨拶も返さぬまま普通に他のメンバーたちと会話したり投稿したりしている人もいる。
また、特定の人とは絡むのに私の投稿や会話にはスルーという人もまれにいて、居心地が悪くて辞めたチームもあった。

3. 絡みづらい人

まあ私もそう思われていたのかもしれないが、私がちょっと無理と思ったのは、それまではずっと「今日も空がきれいでした」みたいな普通すぎるほど普通の投稿をしていた人が突然リア充自慢を始めたときとか、「今日はカウンセリングに行ってきた」とか「一人で泣いてた」とか言って悲劇のヒロインぶってかまってちゃん投稿をされたときなどだ。
もともとリア充自慢女もかまってちゃんも嫌いではあるのだが、チーム内でそういうことを言われると、コメントを求められているわけではないにしてもなんらかのリアクションをしなきゃならない雰囲気になるので非常に疲れる。
もともとチーム自体がリア充自慢OKだったりメンタル系だったりするなら当たり前な投稿だと思うが、特にそういう系統ではないチームでこれをやられると正直しんどい。
メンヘラをプロフィールで最初からカミングアウトしてくれていれば敬遠もできるがそうでない人もいるので、実際にかかわって言動がおかしいことに気づいて初めて「この人もしかして?」ということも少なくない。

4. わざわざ嫌な言い方をしてくる人

私個人的には、投稿とOKさえ各自が黙々とやっていれば満足で、メンバー間の会話は新しい参加者が現われたときの挨拶返しくらいという感じで十分と思っているのだが、ほとんどのチームではコメントやスタンプでリアクションしたりそこから派生する会話をしたりするのが普通になっている。
私も自分の投稿に対して長いコメントなんかをもらってしまうとスルーしづらく、結局それに対して長いコメ返をすることとなり、また長い返事をもらってまた返して……なんてことをしなきゃならなくなる。
そうなると投稿内容とは少しずれた話題も出てくる。
で、あるとき、別に否定や批判のつもりで言ったわけではないし相手もそう受け取ってはいなかったと思うが、私はもうネット歴が20年以上になるので、「当時はネットユーザー自体が少なくて今よりずっと絆が強かったから、今のネット民のドライさにはついていけないと思うことがある」という話を何かの拍子にあるメンバーに対してしたら、メンバーAが横入りしてきて「私はそのドライ派です。気楽にいくのが私のやり方です」とコメントしてきて、なんでそんなことわざわざ言い返してくるわけ?とこの時点でいい気分がしなかったが、そこへさらにBが「私も気楽にやる派です」と言ってきて、おまけにAが「いいね」のスタンプを投稿して勝ち誇ったように同意を示しているのを見てすっかりやる気をなくし、黙って退出してしまった。
別に今のネットユーザーたちに昔のようになれとは言ってないし思ってもいない。
というか、自分の鬱憤さえ晴れれば他者のことなどどうでもいい今のネットユーザーたちにはそもそもそんなことできっこないとはなから思っているから、ただのジェネレーションギャップの問題だけとも思わないけど。
チームのチャレンジとは無関係なこういうところで気まずさが生じて居づらくなるのは残念なことだ。
そのチャレンジに興味を持って参加したのに、そこの人間関係で辞めざるを得なくなるのは。

5. 運営サイドもおかしい

いまひとつ不便だと思う部分がいくつかあったので、このように改善してもらいたいと具体的にアプリレビューに書いたら、これこれこういうわけでそれはできかねるといった運営側から返信があった。
それだけならまだいいが、その返信の末尾に「ご納得いただけましたらこのレビューを削除するか変更するかしてください」ときた。
高評価レビューしか受け付けないというこの姿勢からして傲慢でユーザーをバカにしているとしか思えない。

6. じゃあなぜみんチャレをやろうと思ったのか

かつてはSNSだの文通だのを通してバーチャルな相手と関わることに依存していた時期もあったが、そういう一切をもう辞めた。
いろいろなことがあって、もうネット上で人と関わることがいやになったからだ。
今年の春頃やっと辞めたツイッターもギリギリまで辞められなかったのは、自分のブログの連携投稿をすることで読者を増やしたかっただけで、友達を増やしたり絡んだりするためなどでは全くなかった。
ツイッターを辞めてもブログの読者はついていてくれたし、逆にSNS経由で読まれなくなったことから書く内容に忖度する必要もなくなった。
それで非常にうまくいっていたはずだったのだが、ある時からどうもリアルに知っている身近な人らしきアクセスがほぼ毎日見られるようになり、正直リアル世界の愚痴などもたくさん書いていたのでこれはまずいと、ブログのURLを変えることにした。
その人物が訪問してこないうちに常連さんたちに新URLのお知らせ投稿を読みに来てほしいと願ったが、いつも彼らより先にその人物が来てしまうため、2~3回変更を繰り返したのちにもう誰にも教えずにURLを変えてしまった。
つまり、あれほど熱心に訪問して読んでくれていた読者さんたちをその人物ひとりの出現のために裏切ってしまったのである。
今でも申し訳なくて後悔でいっぱいだ。
しかしこうなってしまったのはすべて私のせいである。
その人物にかつてブログのURLを教えてしまっていたからこうなったのだ。
教えた当初はまったく訪問してこなかったのでああ興味がないのだなと思い、そのまま教えたことさえ忘れてしまっていた。
身近な人や物事の愚痴を書きたいならリアルの知り合いにURLは絶対教えないことだ、と今では強い教訓となっている。
その後、URLだけでなくブログタイトルと投稿者名も変え、Googleの検索結果にも出ないように細工し、公開していながら誰も読み手がいない状態で時々更新してきたが、やはりそれでは物書きとしての性が納得しないのである。
人とは絡みたくない、コメントも強要しない、でもレギュラーの読者はついていてほしいという、理不尽なのはわかっているけど手放せないこだわりを、たまたまあるきっかけで知ったみんチャレに求めてしまったのだと思う。

7. 結局通常のSNSと疲れ方は変わらない

チームに入っても別に他のメンバーたちと絡まず一人黙々とチャレンジを続ければいいと思い、自分の趣味・関心に基づくチームに参加してみたが、結局どこのチームでもメンバー間で投稿されたチャレンジに対して、たとえ本人は強要しないと言っていたとしても、スタンプなりコメントなりで何らかのリアクションをしなきゃいけない雰囲気になっているし、逆にこっちの投稿に対して必要以上に関心を持たれて長いコメントをされるのも重く、かといってスタンプだけ返されたりノーリアクションのままOKだけされたりしてもお義理でされたように感じて、結局どうなっても精神的にしんどいのである。
そして当たり前だが上記のようにいろんな人がいる。
となると結局みんチャレで感じる疲れもSNSでのそれと何ら変わらないということになるし、むしろユーザーブロック機能がないだけみんチャレのほうがつらいかもとさえ思う。
合わない人とは他のチームでまた会いたくないけど、いちいち一人ひとりの名前もアイコンも覚えてないからまたどこかで会ってしまう可能性が高く、それを避けること自体にも神経を使う。

以上のことを挙げてみてわかるのは、「私にはこういうのは向いていない」ということだけだ。
ツイッターを辞めてから偶然見つけた某身体障害者専用SNSに登録して、頭のおかしい隠れメンヘラにケンカを売られてバトルになって辞めたときに「だからお前はこういうのに向いてないのになんでまたやるんだよ!」と自分を叱責したはずなのに、今回もまた同じことを繰り返してしまった。
誰かと絡みたいという意思はない代わりに、自分が書くものに対してただ関心を持ち読み続けてくれる誰かがほしかったという違いはあれど、結局私もかまってちゃんの一人だったということなのだろう。
でも誰とも絡みたくないならそれが大前提であるSNSなんかはやるべきではないしその資格もない。
そう思ったから、また原点に立ち戻ってブログを再開することにしたのである。