2021年02月23日18:44やっと言えた「マスクをしてください」
コロナ禍であるにもかかわらず、そして玄関にマスク着用をお願いする貼り紙をしてあるにもかかわらず、いつもマスクなしで家にやってくる父の知人の電器屋さんが、今日もマスクなしでやってきた。
お野菜のおすそ分けを持ってきてくれたので言いづらかったが、今日という今日ははっきり意思表示をしなければと思い、ドアを半分だけ開けて距離をとり、「あの、マスクをしてもらっていいですか?」とついに言った。
すると、慌てて車に戻り、車内にいた奥さんに「マスク、マスク……」と言っているのが聞こえた。
再び出てくるまでに1~2分もかかっていたところからすると、普段からまったくその概念を持っていないようだった。

父は面目丸つぶれだと言わんばかりに私に対して嫌な顔をしていたが、こんなことは娘に言わせるのではなく、初期のうちに仲がいい自分が言ってあげるべきことである。
なにしろ典型的末っ子気質で誰にも嫌われたくないから、威張るくせに人の顔色ばかり窺う人なのだ。
忖度とか大人の対応とかいうやつのために命の危機にさらされるなんて私はまっぴらごめんである。

私は基礎疾患があるから、普通の人からしたら「何もそこまで……」というくらい神経質にコロナ対策をとっているが、その人だってもう高齢者の部類である上に数年前に脳梗塞だか脳溢血だかをやっているのだから、私レベルの危機意識を持っていてしかるべきではないだろうか。
ましてや人の家に上がりこんで作業をする商売である。
他のお客さんから注意されたことはないのだろうか。
ないんだろうな。

若者たちのことばかり悪く言われがちだが、ことほどさように田舎のジジババたちも目くそ鼻くそなのである。
先日、父も用事で隣家へ行こうとしていたときにマスクをしていなかったので、「マスクしてったほうがいいんじゃないの?」と声をかけたら、「あ、忘れてた」などとわざとらしく言い訳をしながらマスクをして出かけた。
言わなかったら絶対していかないつもりだったに違いない。
お前はどうでもいいけどこっちが迷惑なんだよ、と思ってしまった。
そもそも病院から帰ってきたときでさえ手洗いうがいをまったくしないのだから。

今日私が行なったこのことは、まったく間違っていたと思わない。
異論を唱える人間が出てきたとしても論破できる自信がある。